ユーコさん勝手におしゃべり

10月4日
 本屋の戦いは、どこにどう詰めるか だ。 断捨離とは遠いところにある。
何が必要で何が不要なのかは、お客様が決めることだ。誰かが、いつか要りようになる、それが誰なのか、それはいつなのかは分からない。
 本はただ眠っているように見えるが、時々フトその棚に注文が入り、順不同に送られてゆく。
 夕べ新着の本を書庫に詰めに行き、どうしてもはみ出した一群を棚からいったん出した。残り少なくなった全集の端本で、まとめてあった時には一棚を占めていた。置き場所を探して、壁際の空きスペースに移した。
 「ここに置いたことを忘れないようにしなくちゃな。」
 と自分に言って、品番を確認して、夜遅く書庫を出た。
 今朝、パソコンを開けると、注文書の中に、夕べ見たその品番があった。
 私が触った時、遠いところで誰かがそれを検索した。本の移動や整理で本に触れると、その本が売れるというジンクスがあり、今日それがおきた。
 本屋の幸せは、こんなところにある。

9月のユーコさん勝手におしゃべり
それ以前の「おしゃべり」